いいじまの日々

【表現アートまつり】みんなの好きを持ち寄って、ひろがる『わくわく』(後編)

2025.12.24
あさかおる さん

こんにちは! 飯島町に移住して8回目の秋を迎えます、2児の母、あさです。前回に引き続き、飯島町文化館で開催された『表現アートまつり』の様子をお送りいたします。

今回は私が担当させていただいた「声ブース」についてお届けします。

前編はこちら

声の表現として声優体験を用意。
『オリジナルまんが動画に声をあてよう!~あなたの”願い”はなんですか?~』

ここからは私が講師として参加した㉖声ブースの紹介です。こちらでは声優体験を提供したのですが、当日はもちろん、準備期間にも思い入れがあります。なぜなら思いがけなくオリジナルまんが動画を作ったのですから。

当初、私はフリーの記録係として参加できたらと考えていました。ところがある日、出先でお会いした神座さんに「アニメは好き?」「声優は好き?」と訪ねられ、素直に「YES」と答えたところ、空欄だった声ブースの講師に私の名前が記入されました。

2024年に与田切公園の野外ステージにて開催されたアニソンイベント『あにふぁにcosmo』で、私がスタッフとしてお手伝いしていたことを覚えていてくれたのでしょうか。そのイベントではオリジナルTシャツを作る事前イベントと当日のライブペイントに神座さんを講師としてお招きし、大いに盛り上げていただきました。
今回、神座さんに「声」の体験内容としてアテレコを相談されたとき、準備の難しさよりも今度は私たちが協力したい、という気持ちが勝りました。

私と一緒にブースを担当したオオクボミヒカさん『あにふぁにcosmo』の主催者だったのです。

体験をしてもらうにあたり映像が必要でした。しかも著作権はフリーで長さは短く、自由な表現もできる内容でなければいけません。私は心に決めました。「よし、つくろう」と。

メイン講師でもあり、二拠点で活躍するプロカメラマン兼イベンターのオオクボミヒカさんと物語に必要なポイントを確認し、大まかな流れをつくり、原画を描きました。

久しぶりに買った新品のスケッチブックを1週間経たず使い切ったのは爽快でした

参加者の方に表現をしてもらうポイントとして、演技だけではなく自分の願いを口にする、という場面を入れようと考え、空から落ちた一番星の登場するファンタジーな物語をつくりました。

実際に参加者の方が吹きこんでくださった音声をイヤホンで確認していた音響担当の片桐さんが、「心がこもっている声にグッとくる」と後で話してくれました。

一番の難所であった映像化は、映像編集の仕事をしている弟が担当してくれました。簡単な線画に音と動きがついて、スケッチブックを飛び出した時には、今までに味わったことのない喜びと達成感で胸が踊りました。

さらにわくわくが加速したのは飯島中学校演劇部の皆さんとの出会いでした。
ボランティアとして名乗りをあげてくれた部員さんと顔合わせをした際、台本を読んでもらったのですが、初見での演技が素晴らしすぎて私は脚本家になりたいと思ったほどです。

同じセリフなのに一人ひとりの個性がキャラクターに十色の命を与えたようでした。

何より、自分ごととして話を受け止めようとしてくれる真っすぐな眼差しの皆さんと一緒に活動できたことは、私の心豊かな思い出となりました。

当日も参加者の方の相手役として1日を通していろいろなサポートに尽力してくれました。ボランティアとして参加していた教員とも空いた時間にアニメの話で盛り上がっていて、チームとしてとても明るい雰囲気でした。

一生懸命ブースを支えてくれた演劇部の皆さん。積極的な関わりがありがたく、素敵でした

他のブースでも中高生の皆さんの活躍は目覚ましく、準備から片付けまで縁の下の力持ちとして力強く伴走してくれました。

イベントの願いのひとつとして「地域の多彩な職業に触れる機会になること」があり、このブースがほんの少しでも何かの一助になれたらと思っていましたが、力をもらったのは私たちのほうかもしれません。

photo by オオクボミヒカ

勇気を出して参加してくれた方の願いの中に「声優になりたい」とありました。飯島町のお子さんたちにとって、どんな形でもこの日がいい思い出になって欲しいと心から思いました。

文化館いっぱいに展開した「わくわく」のイベント。町じゅうの素敵な人、団体が想いを共有して集まる、そんな素晴らしい機会に参加できて、とても貴重な体験をさせていただきました。

主催の神座さんはずっと「皆さんが、わくわくしてください!」とチームをけん引してくださり、当日まで講師の皆さんもスタッフの皆さんもそれぞれに尽力されてきました。突然の雨も、あざやかな晴れ間も、あの日流れた1分1秒さえアートに感じられる、特別な時間でした。

このイベントは今後も開催が計画されています。次回の開催時も「ありのままの自分」がドレスコードです。今年参加された皆さまも、来年お会いできる皆さまも、また、会場でわくわくしながらお待ちしております。

※記事の中にお借りしたお写真は、スタッフとして参加されたカメラマンのTsuyoshiさんとオオクボミヒカさんが撮られた作品です。


Tsuyoshiさん
『株式会社ハレトケト』
Instagram:HARE TO KE TO

オオクボミヒカさん
Instagram:オオクボミヒカ📷信州飯島リモート地域おこし

この記事を書いたライター
ライター

あさかおる

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