いいじまの日々

【Sono felice(ソノ フェリーチェ)】
移住した夫婦が出店中!素材にこだわったパスタ&ドルチェで描く未来

2023.06.24
sono feliche さん

千葉県から飯島町に移住してこられたご夫婦がやっているお店、Sono felice(ソノ フェリーチェ)

美味しいだけでないこのお店の、情報とオーナーご夫婦を紹介します。

イタリアンカフェSono felice(ソノ フェリーチェ)

今回は、飯島町の複合宿泊施設「Muir(ミューア)さんのシェアキッチンで出店された日にお邪魔しました。

このお店は、3店舗のイタリアンレストランにて修行されたオーナー(入田拓也さん)が、パスタなどの料理を、お菓子作りが好きな奥様(裕加里さん)がドルチェを担当し、ご夫婦の得意分野を活かして営業中です。そんなお二人が作ってくれるパスタやドルチェを頂きながら、落ち着いた雰囲気の店内でゆったりするのは至福のひとときでした♪

現在、シェアキッチンがある場所に柔軟に出店されています。複数の場所に出店することや、TV取材を受けたこともあり、口コミやSNSで認知が広まり、お客さんが徐々に集まるようになってきているそう。今後の活躍が楽しみなお店です。

地元の食材や素材にこだわった健康的なメニュー

筆者が実際にお料理をいただいてみて感じたことは、野菜が多めで健康的!そして、他のお店には見かけない食材の組み合わせのパスタや前菜が新鮮で、野菜を食べることが楽しいと感じました!裕加里さん手作りのドルチェも美味しすぎて、連れて行った子供にほとんど奪われました(笑)。

お子様のメニューもリーズナブルに設定されていますので、ご家族でオシャレなパスタを楽しめますよ♪「ソノ フェリーチェは、地元のファミリーが気軽に立ち寄れるお店にしていきたいと思っています」と拓也さん。

また、食事と健康についての知識も豊富な拓也さんは食材にもこだわってらっしゃいます。

「お料理に使うお水は、信州の名水の一つである飯島町の与田切公園の越百の水を、自ら当日汲んで使用しています。使用する野菜も主に飯島産のものです」

今回頂いたお料理の野菜は、ほぼ全てが無農薬とのことでした。野菜についてお尋ねしたところ、移住の経緯と入田さんの今後の展望まで伺うことができました。

入田さんの移住計画と見据える未来の目標

オーナー拓也さんはシェフになる前は農業の学校にて有機農業などを学んでいて、奥様ともそこで出会ったそうです。

その後、飲食店にて料理や経営について勉強された後、両親を説得し、約3年前に飯島町に三世代で移住されてきました。

もともと農業と飲食を繋げて移住先で新しいことをしたい思いがあったそうで、その頃からの計画を実行し続けてこられた拓也さん。飯島町を選んだ理由については「もともとお友達が住んでいたことと、このお店を開く時に、下伊那地域と上伊那地域の両方からお客さんを呼び込める中間地点が、飯島町だった事です」とのこと。

また、実際に住んでご両親の協力も得ながら二人の娘さんを育ててみて、「飯島町は子育てをしやすいと感じる」とおっしゃっていました。

コロナの影響もあり、やっと去年から間借りやシェアキッチンの形態で出店することができ、徐々にファンが増えはじめ店舗獲得に邁進中です。しかし入田さんは、人生プランにおいてお店を持つことは通過点だと言っています。

長期的な最終目標は、このお店を通じて知り合った人との繋がりを大切にし、有機野菜づくりを広め、農家さんと連携したネットスーパーを作ることなんだそうです。

それによって農産物の販路と地域の雇用を生み出すことで、地域を活性化させたい と、飯島町に明るい未来をみている入田さんご夫妻。今後どのようなアクションをされていくのかとても気になります。

まずは、パスタを食べに飯島へ

 興味を持った方は是非、ソノ フェリーチェで美味しいパスタとドルチェを食べながら、入田さんとお話をしてみて下さい。

その際、飯島町の様子も見て行かれてはいかがでしょうか?

 Sono felice(ソノ フェリーチェ)店舗情報

(ときどき、シュークリーム屋さんになる日もありますよ♪ 注文の時、中身の味が選べるシュークリームで、オススメです!)

この記事を書いたライター
ライター

ハラミカ

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