【レストランあかさか】家族そろってご飯の時間!
こんにちは! 年子男児を子育て中のあさです。今回は153号線沿線に位置し、ごはん時には広い駐車場がところ狭しとにぎわう老舗のお食事処「レストランあかさか」さんのご紹介です。息子たちからもリクエストに上がるお店の魅力を皆さんと分かちあいたいと思います。
店内に入るとまず出迎えてくれるのは空腹を直撃する本物さながらのメニューサンプル。
その向こうにはテーブル席と小上がりがさあどうぞと言わんばかりに歓迎してくれます。
お座敷の一角にはおもちゃや絵本、マンガがあり、子どもたちの隙間時間も頼もしい味方。このスペースが大好きな息子たちとはあらかじめ「お料理がきたらおしまいにして片づけてから食べる」と約束をしてから来店し、席についてもう一度確認してお借りするようにしています。
一方で、最近では園での遊びやお友だちのことなど話してくれるようになったので、お料理を待つ間も話が弾んで団らんの時間となってきました。子どもの話をじっくり聞けると外食ならではの家族時間にゆったりとした気持ちになれます。
メニューはエビフライ定食、ハンバーグ定食、エビ丼、ソースかつ丼、親子丼、麺類はラーメンからパスタ、ライス系はカレーにチャーハン、さらには一品料理、ドリンク、デザートまでとにかく頼もしい守備範囲。何度もページを行き来する幸せな迷子が楽しめます。わが家が三世代でお邪魔したときもそれぞれが食べたいものを選べるのでとてもありがたく感じました。食べる量が増えてきた子どもたちは、今ではラーメンやチャーハンなどお気に入りのメニューができました。
さて、今まで子どもとシェアしやすいメニューから選ぶことが多かった私。今回、思いきってお店のオススメをお聞きしました。よく注文される『おいしい』を盛り合わせたA、B、C各種セットメニューはライス・スープ・漬物付で、たとえばAセットはエビフライ・ヒレカツ・フルーツがどどんとお皿いっぱいに壮観です。いくつか紹介していただいた中で「お腹がすいた」と真っ直ぐな気持ちでオーダーしてお目見えしたのがこちら。
そしてもう一品はこちら。
器のキャパシティがオーバーしています。どんぶりが小さいのか? はたまたエビが大きいのか? そして食べきることはできるのか?
その答えはすべて味にありました。
まずサイズの問題はシンプルにエビが大きい! エビがパン粉の服着てる、ああだから衣っていうのかなって妙に納得する密度。ソースがしっかり絡んでるのにサクサクいう食感。食べても食べてもひと口目みたいにおいしい! と思っているうちにタレをまとった下のご飯が半分ほどになってしまい、ここで慌ててペース配分に入ります。ヒレカツはというとこちらは歯切れがよく、咀嚼に感動していると一枚が終了。ご飯との相性は言わずもがな、最強のタッグマッチに言葉なく気づけばどんぶりが空いていました。
スープはラーメンの風味に似ているようでまた違う、しょう油味の水面下ではいろいろな出汁が各々いい仕事しているんだろうな…と想像する間に飲み切れてしまう主食とのバランスのよさ。お漬物も箸休めといわず、思わずお酒のメニューを開きたくなってしまいました。
卵とじのどんぶりもの、というと、皆さんは甘辛味、和風の出汁の味、どのような丼を思い浮かべるでしょうか?
こちらのエビ丼、写真の見た目のイメージとは裏腹に……おっと、ここから先はぜひ、ご自身で実食されてみてください。
「レストランあかさか」さんは昭和47年創業、今は息子さんが厨房の守り手を継ぎ調理を一手に担われています。私自身、子どもの頃に家族と伺ったことがありますが、初めて息子たちを連れて行ったとき、ふと「あれから何年経ったんだろう?」と改めて時の流れに気がつきました。長い時間を丁寧に重ね、地域の食卓として根差した今でも日々おいしさの刷新に創意工夫を重ねているとのこと。ボリュームのわりにお腹におさまりのいいエビフライも綿密にこだわった職人技です。
大変な時期も「お客さまのおかげで支えられました」とおっしゃるご主人から恩返しという言葉をお聞きして、あかさかさんの居心地の良さやアットホームさの源に触れたように感じました。
お店の駐車場は20台、団体さまにもご利用いただけます。
ハレの日にもいつものごはんにも、ぜひお立ち寄りください。
レストランあかさか
住所:長野県上伊那郡飯島町飯島2169番地6
電話番号:0265-86-2868
営業時間:11:00~14:30 / 18:00~21:00
定休日:水曜日
備考:席数:約60席 / カード不可
駐車場:20台