いいじまの日々

絵本と息子と私の時間

2021.04.19
あさかおる さん

飯島町に越してきて4年目、豊かな風土と人の懐の深さに励まされ、3歳と1歳の年子男児を充実した気持ちで育てています。

「絵本を読み聞かせるときに、大げさな演技は必要ないこと」―――

これは、3年ほど前、子育て支援センターで開催された読み聞かせ講座で教わって以来、子どもとの時間の中で大切にしている学びです。

絵本には、生活習慣、どうぶつ、のりもの、たべものなど子どもたちに寄り添ったたくさんの大切なものが、優しい言葉や楽しいリズムでページいっぱいに読み手に向かって広がっています。

いま思えば、登場人物ごとに声色や読み方を大きく変えて楽しんでいたのは子どもではなく自分の方だったのかもしれません。膝の中に息子を抱いて、何度も読み返したお気に入りの一冊を一緒に読むだけで「あなたのことが大好きだよ」と伝わる気がします。

年子で生まれた次男ともそんな体験をしたいと思いましたが、ひとりの時と勝手が違い、ふたりそれぞれに満足するにはどうしたらいいのだろう、と考えるようになりました。

昨年度、飯島町図書館で開催された『読み聞かせのボランティア養成講座』に参加した折には、プロの先生のお話を聞けることにとてもわくわくしたのを覚えています。飯島町は子育てに関する様々なイベントが開催されるのもいいところです。

講座の中では読み聞かせのボランティアとして現場へ行くための心構えや選書の仕方、手遊び歌や読み方のコツなどを教わりました。帰宅してさっそく息子たちを相手に楽しんだのは読み聞かせた絵本の内容と手遊び歌をリンクさせる遊びです。

例えばクッキーが出てくる絵本を読んだ後に、『おせんべいがやけたかな』という手遊び歌を「クッキーがやけたかな」と歌ってみます。子どもたちはひっくり返した手を「クッキーいただきます、ぱく!」とおいしそうに食べて見せてくれました。


全2回の講座を通じて、私が母親として改めて得た学びは、「読み聞かせは親子にとって一生涯の宝物となる時間であること」です。

母親としていま何ができるだろう、と立ち止まるとき、私は息子たちの顔を思い浮かべながら絵本を手にとってみたいなと思います。子どもたちの幸せを願う優しい世界で、言葉のシャワーをいっぱいに浴びる。そんな体験が、いつか彼らの心にそっと寄り添ってくれたらいいな。と願いをこめて。

この記事を書いたライター
ライター

あさかおる

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