いいじまの日々

【第二回信州飯島風街道りんりん祭】
小さな町にキセキを(vol.1)

2022.09.27
気賀澤絵美 さん

飯島町の”風”を活かしながら、地域おこしをしたい…と始まったのは2021年のこと。

当初、祭の実行委員長である堀内陽子(ほりうちようこ)さんと『りんりん祭』をIIJIMA NOTEで取材をさせていただいた私は「今までにはない風鈴のお祭りへの想い」に感動しました。そして今回、ご縁をいただき実行委員のひとりとして参加させていただきました。

第一回の祭は、風鈴展示のみにも関わらず盛況でした。

お客さんの「もっと長く風鈴が見たい」という声をもとに、今回は4日間の展示期間が設けられました。飯島町文化館の駐車場に、6000個以上の風鈴が飾られた「やぐら」12基がずらり。

中をくぐると、風にゆられた風鈴が「ちりんちりん…」と響きわたります。

期間中に「風鈴見てきたよ」「とてもきれいだった」と言葉をいただくことがあり嬉しかったです。

8月20日、本祭当日の天気は晴れ間がのぞくも雨。しかし、開場前から多くの人でにぎわっているではありませんか。一日を通して、なんと2000人以上の方が来場されたとのこと。これには実行委員のみなさんも驚きと喜びでいっぱいのようでした。

今回は風鈴鑑賞だけではありません。飲食店やワークショップなどの屋台もあり、祭らしい雰囲気が味わえました。

そしてステージを盛り上げたのは、音楽やダンスのパフォーマンス。

さらにアニソンフェスや浴衣姿ナンバーワンイベントなど、お客さんも一緒に楽しめる参加型企画が目白押しでした。人気のアニメソングが流れると、みんなで走ったり、踊ったり。会場が歌と笑顔であふれていました。

風鈴街道は日暮れとともに変化します。赤、青、緑…虹色のライトアップに染まる風鈴は美しく幻想的。雨粒をまとった姿も透明感が増してきれいです。

そしてフィナーレは、打ち上げ花火。祭の最後にふさわしい、華やかな瞬間です。楽しかった一日を振り返ると、胸が熱くなりました。

ここまで風鈴展示から祭の当日までをお伝えしました。vo.2では実行委員長である堀内さんのお話をご紹介しています。

【りんりん祭情報】

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ライター

気賀澤絵美

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