いいじまの日々

【私が移住をした理由②】
~のどかに暮らせる古民家を探して~

2023.08.17
みほこ さん

2016年、神奈川県から飯島町へ。田んぼの中にぽつんと建つ古民家で、夫とふたりで暮らしています。このコラムでは元自転車選手だった私が田舎暮らしで感じたことを綴ります。

今回は、飯島町でこの家に出会った頃のお話をしたいと思います。

私は、空を広く感じられて、深呼吸したくなるような場所に住みたいと思っていました。

古民家にしたのは、しっくりきたからだと思います。

私は147cm、子供のころ「低身長の人向けモデルハウスがあったら行ってみたい」と考えたことがありました。ドアノブの位置、キッチン台の高さ、椅子やトイレで足が床につかない…など。自分で選べるなら、丁度いいサイズ感の家がいいなと思っていたのです。この家には、私にとっての「暮らしやすさ」がありました。

お気に入りのまっすぐな廊下です。左右に部屋がある間取りに惹かれました。私はここを裸足で歩くのが好きです。

photo:2013年全国都道府県対抗大会

それから、室内で自転車にのれる器具(3本ローラーといいます)を使っても騒音を気にしなくていい環境がほしかった。

私たち夫婦は、移住先を決める際、北信から順に市役所・役場をまわって移住担当の方にお会いしていました。お話をよく聞いて、それぞれの地域で物件をみせていただくうちにイメージが湧いてきて、

  • 緑が多くて静か
  • 隣の家と離れている
  • 畑とガレージがある平屋

が私の好みだとわかってきました。

北信~中信地方エリアも、いいな~と思う家がいっぱいありました。農機具がそのまま残っていたり、軽トラ付という物件があったりして驚いたことを覚えています。ただ夫は、引退後に体調を崩していた私を心配して、雪深いところは大変かなと南信も検討してくれたようです。

空き家バンクのHPで検索する毎日が続き、お休みのたびに「今日は〇市と〇村へ行こう」と出かけました。そして帰り道、「そういえばここ考えてなかったよね」と飯島町役場に立ち寄ることに。

夕方、もうすぐ役場の終わる時間。飛び込みだったにもかかわらず担当職員の方が親切に案内してくださいました。帰宅してさっそく空き家バンクを検索し、この家を発見。古そうだけど条件にぴったりでした。

写真ははじめて内見させてもらった時のものです。

草や木がたくさん、ご近所の方がたまに草刈りしてくださっていたそう。

目隠しにはなりますが、木を登って動物が屋根や天井裏に来てしまっていました。

3年ほど空き家だったため天井が落ちてしまっています。

人が住まないと家はどんどん傷んでしまう。他にも修繕箇所が多く、どうしようか迷いましたが、ふたりで相談して購入を決めました。

夫婦はじめての共同作業は、草刈りと木の伐採・運搬。

「ねこ(手押しの一輪車)持ってきて」と言われ、何のことやら??猫を連れてこいという意味かと真剣に質問してしまいました。

11月、本格的に寒くなる前に住める状態になりました。

我が家の猫も縁側が好きで、目の前を走る飯田線とアルプスをよく眺めていました。

連休になると友人が訪ねてきて親戚の家のようにくつろいでくれることが嬉しい、と夫は言います。移住を決めてから大変なこともありましたが、私たちにとっての安らげる場所を見つけられてよかったなと思います。

今年のゴールデンウィークは、神奈川から20代新婚さんがサイクリングをしにきてくれたので、夫のお気に入りコースをご案内。

せっかくなので上達のコツを少しアドバイスさせていただきました。私たちのペースに合わせてゆっくり走ってくれてありがとうございました!

また遊びに来てね!

次回のコラムでは、移住後の生活・発見についてお伝えできればと思います。

この記事を書いたライター
ライター

みほこ

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