いいじまの日々

【私が移住をした理由①】~競技生活から田舎暮らしへ~

2021.07.21
みほこ さん

2016年、神奈川県から飯島町へ。田んぼの中にぽつんと建つ古民家で、夫と猫と暮らしています。このコラムでは元自転車選手だった私が田舎暮らしで感じたことを綴ります。


2011 JAPAN CUP
2011 JAPAN CUP

「目的地まで40kmなら自転車で走っていけるね」と、ふと思います。それが自転車好きの発想です。慣れている人なら100~200kmを散歩するかのように走ります。飯島町に来る前の私もその一人でした。

速さと強さを求め、勝つために走った10年間。自転車選手として各地のレースに参加しましたが、引退後はどんな生活になるんだろうと思っていました。1分1秒を争う競技をしていた自分が、まさか移住をして古民家で暮らすことになるとは…。

今では、草刈り・家の修繕・畑で野菜作りをする毎日。以前のように走りたい気持ちはあったけれど、その想いは自然と生活の中に溶けていき、今の私に合った走り方を探すようになりました。

引退後、移住先でのんびり走る楽しさを思い出してほしいと願っていた夫。

その気持ちとは裏腹に私がひそかに考えていたのは、選手感覚で自分を鍛えるためのコース探しでした。この道は交通量が多い、この山坂道はのぼり甲斐がありそうだ、そんなことばかり。

でも夫にはバレバレ。ある日「お散歩に行こう、普段着で」と誘われて渋々サイクリングにいくと、そこには自転車をとめて、しばらくその場にいたくなるような景色がありました。選手をしていた頃とはちがう目線でその風景を眺めている自分に気づきました。

夫がサワガニを見つけました。水がきれいな証拠です。

「上手な人ほど、ゆっくり走れるんですよ」

スポーツサイクルを楽しむ仲間にお伝えしていた言葉です。私も程よくゆっくり、穏やかな日々を送りたいと思えた一日でした。夫に感謝。

移住前の下見時の我が家

夕暮れ時のアルプスと我が家

次回のコラムでは、この家に出会ったときの話についてお伝えできればと思います。

場所:飯島町本郷付近

この記事を書いたライター
ライター

みほこ

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