いいじまの日々

人と人をつなげる「りんりん祭」 みんなの想いは2022年へ

2021.09.03
堀内陽子 さん

飯島町の新しい夏祭りとして注目されていた、「りんりん祭」。開催1週間前の中止の知らせ、風鈴展示の延期に、驚いた方も多いのではないでしょうか。今回はこのお祭りの発起人であり、風鈴街道実行委員長の堀内陽子(ほりうちようこ)さんに、お祭りの背景や中止の決断に至るまでの思いをお伺いしました。(堀内さんの紹介はこちらの記事をご覧ください!)

「2020年9月から町の目玉になるようなイベントを模索してきて、たどり着いたのが”風鈴”でした。飯島町に吹く風を風鈴で表現したかったんです。2021年1月に仲間7人と実行委員会を立ち上げ、町外・全国に住む飯島町出身の方、そして町内の企業さんたちの力をお借りしてクラウドファンディングを試みました。地元の協賛もあり、初年度の目標である風鈴3000個を達成することができました!」

(ひとつずつ手作業で仕上げをする堀内陽子さん)

達成の喜びもつかの間、全国的な拡大が止まらない新型コロナウイルス感染症。堀内さんは、開催ギリギリまで悩んだそうです。

「コロナ禍ではあるけれど、大都市とは違った方向でどうにか開催ができるのではないかと思ったんです。でもコロナの終息どころか、ついに医療警戒も出ましたね。これ以上医療従事者の方々に迷惑はかけられないと思ったんです。

また、町内の人だけのご案内とはいかないので、今年の開催を見送ることにしました。お祭りは中止になりましたが、せめて3000個の風鈴を多くの方に知っててもらいたいと思い、駅前での展示を試みたんです。そしたら荒天の予報ですよ。だったら別の日になっても天気のいい日に見てもらおう!ということで、延期にさせていただきました。

仲間たちもすべての風鈴をまだ見ていません。14基のやぐらが並んだ状態を、訪れた方はもちろんのこと、作業していただいた方々に見てもらいたいと思っています。風鈴は分散させて、より良い展示環境を作る予定です」

堀内さんの思いは、2022年へ。次回の目標を教えてくださいました。

「初めての試みでは、知らなかった町の良さに気づくことができました。人とのつながり。町のことを思う企業さんが多いこと。もっと人の輪を広げたいなと思いました。

そして、来年こそは開催させて欲しい!目標は風鈴3000個、またはそれ以上です。世界一のために1個でも多く。そのためには、より多くの力をお借りしたいです。今回断念せざるを得なかった悔しい気持ちを倍にして、夏を盛り上げる祭にしたいと思います!」

開催はできなかったものの、堀内さんを中心に町や人が動いたのは確かです。

2022年は飯島町に新しい風を呼び込んでくれるでしょう。風鈴の音色が、町のにぎわいをもう一度取り戻してくれるはずです。飯島町のお盆といえば「りんりん祭」。そう呼ばれる日を心待ちにしています。

※風鈴の展示の様子は次回の記事でご紹介します!

この記事を書いたライター
ライター

気賀澤絵美

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