【美味しい果物栽培を学ぶ⑧】
~剪定と田舎暮らしが本格スタート~
2021年4月から飯島町で地域おこし協力隊をしている伊藤です。このコラムでは、農業初心者である私が感じた果樹栽培の魅力や体験したこと、日々の学びについて書かせていただきます
12月と1月以下の2点について紹介していきます。
・始まった本格的な田舎暮らし
・剪定
【本格的な田舎暮らしがスタート】
TOP画像の写真は庭に咲いていた『乙女椿』と思われる花です。
中古物件で暮らし始めた為、庭には様々な植物が植わっています。
せっかく時間をかけて成長してきた植物たち、綺麗にしたいなと思いつつ手入れの方法どころか、名前も分からないものが多いです。
周りの皆さんに教えて頂き、学びながら少しずつ手入れをしていこうと思います。
心配なのは病害虫の発生等で近所の方に迷惑をかけてしまわないかということです。
都会と異なり、家と家は離れていても土地と土地はつながっているので、周囲への気遣いはどこにいても欠かせません。
【剪定】
剪定とは必要のないところから生えた枝や、古くなった枝をハサミやノコギリで切落とし、栽培に適した木の形にしていく作業のことです。
10年以上かけて育てた枝も数秒で切り落とします。じっくり悩みたいところですが、そんな事をしていると花が咲いてしまいます。ベテランの人は「これは向きが良くないから、これは太すぎるから」と理由を見つけ、素早く理想の形に整えていきます。
畑の状態や、将来の予定等によって理想の形は人それぞれ異なり正解は1つではない所も難しいポイントです。
切り口には菌の侵入を防ぐ為の薬を塗ります。
切る時も薬を塗る時もこの時期はとても寒く、手袋をしても指先が痛いです。そして、枝を理想の向きと角度にするために棚と言われるワイヤーに固定し、紐を結ぶ作業(誘引)があるのですがこの作業が一番寒さの面では個人的に苦労します。
〈今回の1枚〉
こちらは大晦日に作った雪だるまです。
寒くて雪が降ると車は運転しにくいし、光熱費はかかるし、水道は凍るし、と大変な事も多いですが、白くてふわふわな雪はとっても綺麗です。