いいじまの日々

【美味しい果物栽培を学ぶ⑰】
~10月は洋梨の収穫、家庭菜園、お祭り~

2022.12.19
伊藤 沙季 さん

2021年4月から飯島町で地域おこし協力隊をしている伊藤です。このコラムでは、農業初心者である私が感じた果樹栽培の魅力や体験したこと、日々の学び、飯島町での暮らしについて書かせていただきます。


今回は以下のことについてご紹介します。

  • 洋梨の収穫
  • 家庭菜園
  • お祭り

【洋梨の収穫】

TOPの写真の「ル・レクチェ」「ラフランス」を収穫しました。

どちらも収穫後に予冷追熟が必要です。

予冷、追熟中の管理、販売の時期の見極めが今年の私には難しく、更に限られた期間での販売も難しいなと感じたため、今年は収穫直後に受け取って販売まで行ってくれるJAにほとんど出荷しました。

予冷:収穫収穫した果実を冷蔵庫に入れ果実の呼吸を抑制することです。

予冷することで常温に戻してからの追熟期間を短くし、追熟期間に傷んでしまうことを防いだり、追熟期間をそろえて食べ頃を分かりやすくしたりする目的があります。

追熟:収穫後に美味しくなるまで置いておくことです。乾燥しないように紙袋に入れたり、新聞紙で包んだりしておくとより美味しく食べられます。

【家庭菜園】

夏野菜がすっかり片付いた畑に羽広菜(野沢菜の仲間)と

玉ねぎを植えました。

大根も植えたかったのですが、気づいたときには種を蒔く季節が過ぎていました。

【お祭り】

飯島町町内の七久保小学校150周年を記念して御柱のレプリカ曳行(えいこう)がありました。

御柱祭は、松川町上片桐にある御射山(みさやま)神社に地区ごとに4本の柱を建てる伝統的なお祭りですが、新型コロナウイルスの影響で例年の様には実施することができませんでした。しかし、地元の方の熱い想いから七久保小学校150周年を記念して今回の曳行が行われました。

何百年も続く、思い入れのあるお祭りに普段からお世話になっている方が声をかけて下さったこと、とても嬉しかったです。また、柱をひいていた主人が落としたライターが手元に戻ってきたことに、地域の方の優しさを感じました。

この行事を機に帰省し仲間との再会を喜ぶ姿がありました。その方は燕(ツバメ)がデザインされたはっぴを着ていました。飛び立っても巣に戻ってくる燕に仲間が帰ってきて集まれるようにとの想いが込められているそうです。

【今月の2枚】

食欲の秋ということでまず1枚目はこちら、干し柿です。
1つずつ皮を剥いて吊り下げるのはなかなか大変でした。

2枚目はこちら
梨のオープンサンドです!食パンにクリームチーズとこんなにと思うくらいの梨をのせると美味しいです。

この記事を書いたライター
ライター

伊藤沙季

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