いいじまの日々

【子連れおすすめ飲食店4選】今日はどこ行く? みんなで食べたいおそとごはん

2024.03.13
あさかおる さん

こんにちは! 年少と年中の男児を育てる移住者ライターのあさです。4月がくると進級を迎え、いよいよ長男は年長さん。ずっと続くように感じていた園生活も残り一年となり、保育参加、参観日、運動会といったイベントも一つ一つが最後となります。

毎日がより愛おしくなる一方、仕事をしながら育児をしていると気ぜわしく過ぎ去っていくのも現実です。ごはん作りはがんばりたい! でも力尽きてしまう私もいる! そう、そんなとき私はあっさりと白旗を掲げます。だって飯島には身近な飲食店がいろいろあるから!

疲れた日ほど子どたちとただ「おいしいね!」と言い合いたくなります。今回はそんなわが家が頼りに思っているお店の、助けられポイントをご紹介したいと思います。

【待ってる時間もおもちゃで安心】

どちらのお店もおもちゃがあることでお料理を待っている間も食べ終わって帰るまでの間の時間も腰を落ちつけて待つことができ、大人も食事を味わうことができます。もちろん、おもちゃがあることで注意が逸れたり帰りたがらなかったりすることもありました。その時々で大目に見ることもあれば、約束事を決めて行くといった手を打っています。

お席には限りがありますので予約をとってから行かれることがお勧めです。

喫茶もあい

もはや第二のわが家といっていいくらい慣れ親しんだ『喫茶もあい』さん。

豊富なおもちゃに赤ちゃんが寝ころんでいられる長座布団、テーブル席にはベビーチェア、お手洗いには補助便座と、子連れの不安の大部分がフォローされています。

ご褒美おやつや親の時間調整、お友だちとのランチや仕事の打合せと多岐に渡りお世話になっています。最近では曜日限定で営業時間を延長した『ちょい飲み』ができるようになりました。いつものメニューに加え、お酒やおつまみもいただけます。

以前、出かける予定で食材がなくスーパーもお休みといったタイミングで息子が熱を出したとき、お夕飯のおかずを求めて駆けこんだことがありました。看病しながらもおいしい食事をとることができ、困ったときに思い当たる場所があることに心から感謝したものです。

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レストランあかさか

言わずと知れた飯島町の名店、『レストランあかさか』さん。

どのお料理もおいしくボリューム感に圧倒されます。お子さまランチはその名に油断するなかれ、プレートに並ぶ顔ぶれの濃さに「もうこれでいい、これがいい」と大人こそ垂涎の逸品です。私は子どもの頃に何度か家族に連れてきてもらっていました。祖父母に両親、弟と私のまあまあの大所帯です。

思い出にあるのは、すごくわくわくしたことととても楽しかったこと。子どもながらにテレビや漫画に出てくる憧れの『町なかレストラン』の暖かさや建物の記憶が感じられ、家族みんなが好きなものをおいしそうに食べている姿は心も満たすものでした。今は息子たちがおもちゃが置いてあるお座敷が大好きで、何かとお店に行きたがります。

【よそ行き気分でリフレッシュ】

飯島町に住んでいて楽しいと感じることの一つに、道の駅が二か所あることと気軽に立ち寄れることがあります。なんとなく観光向けのイメージがあるかと思いますが、皆さんはどんな時に使われますか? 私は気分転換や町外向けのお使いものを探しに寄ることが多いです。

道の駅 田切の里

単品のかき揚げ。さっくさくでつゆでも塩でも箸が止まらず、次はご飯セットも一緒にいただきたいです。

親子で大好きなテイクアウトコーナーの前を通り過ぎ、ふるさと市場での散策もまた次回、横に長い建物の奥まった山側で腹ペコたちを待ち構えるのは『食事処見駒亭』さんです。

ボリューム満点の定食から単品、種類豊富なセットメニュー、デザートは写真と説明付きで大きく掲示されていて、食券機での購入も食事の内容がとてもわかりやすかったです。丼物の小サイズは選択肢が増えて子連れには量の調整に助かりました。

広い店内は大きい窓で外の景色の見晴らしがよく、山並みや外を走る車を眺めていると待つ時間も話題が尽きません。レジ横のセルフサービスのコーナーの子ども用の食器、店内から利用しやすいお手洗い、ベビーチェアと快適な設備でとてもリラックスしてすごすことができました。大盛りのざるそばを頼んだ私たちに、「それじゃあつゆも2つつけましょうか」の笑顔が温かかったです。

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道の駅 花の里いいじま

馬肉そば。調理法は店主の方の特製という馬肉はやわらかく歯切れもよいので初めての方にもオススメです。

県内外の来場者で盛況のファストフードコーナーや直売所、そんなにぎわいの扉1枚向こうで空きっ腹を迎えてくれるのは、『味処みよし』さんです。名物ソースカツ丼はもちろん、馬肉料理、みよしの名を冠したローメン、地元産石臼挽き蕎麦粉を使ったそばなど伊那谷ならではの食材から、カレーやうどんをはじめとした各種親しみのあるメニューまで幅広く楽しむことができます。

小さなお子さま用にはドリンク、デザート付きの『花バスケット』、たくさん食べたい方にはセットメニューも提供されていて、世代を問わず利用できる点が心強いと感じました。個人的にとても助けられたのは店内にお手洗いがあるところです。小上がりもテーブル席にベビーチェアも頼もしい味方。駐車場からの出入口から作業着や普段着の地元の方が行き来されてるのが地域のお店という和やかさがありました。

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ここ一年ほど、特に私と息子たちだけで夕食をとるというときに外食の力を借りることが多かったなと感じます。

仕事を始めた私が心身と時間のゆとりをそこに求めたところもありますが、保育園の食育に支えられている面も大きくありました。それぞれの園で作られる給食では栄養士の先生や調理の先生方が子どもたちの名前や食べる様子を把握してくださっていて、旬のもの、季節の行事にかかわるもの、園の畑で育てたものなどが提供されて食に対して豊かな体験をさせてくれています。日中バランスよく食べている、という安心感で「家でも毎食頑張らなきゃ」という肩の力を抜くことができました。

さらに、作っている人と言葉がかわせる、お客さんに顔見知りがいる、といった町内ならではのお店の雰囲気も気安く、子どもを連れて出かけるハードルを下げてくれています。おいしいごはんを親子で一緒に気負わず食べられる、わが家にとってはその時間が一番の贅沢でした。皆さんはお気に入りのお店はありますか?

この記事を書いたライター
ライター

あさかおる

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