【いいじまの12月】Photo Diary / 前田さん編
「IIJIMA NOTE」では、飯島町の魅力をさらに深く、身近に感じていただくため新たに5名の『フォトアンバサダー』の皆さんをお迎えして活動しています。
四季折々の飯島町の景色や日々の光景、おすすめのお店や場所など”いいじま”やその近隣に暮らす『フォトアンバサダー』の皆さんの写真を通してお伝えしていきます。
12月1日に飯島町文化館小ホールで『伊那谷化けるんです。』公演が行われました。
主催は飯島町を拠点に活躍している「どんどろ流 百鬼ゆめひな」さんです。
『伊那谷化けるんです。』は1991年から1996年まで飯島町を中心に伊那谷で開催されていた「一人劇」が2023年に『伊那谷化けるんです。』と名を変えて始まったプロジェクトです。
今回の公演では
・劇団ムカシ玩具 舞香 「神々の謡 ~知里幸恵の自ら歌った謡~」
・百鬼ゆめひな「木の花咲くや姫」
・東しのぶ 「鬼会」
この3名の演者による「一人劇」が披露されました。
舞香さんの演目は、アイヌとして、キリスト者として「アイヌ神謡集」という一冊の宝物を私たちに残した知里幸恵。その19年という短くも力強い生涯を描いた、渾身の一人芝居。アイヌの歴史や苦悩を知ることが出来ました。
百鬼ゆめひなさんの演目「この花咲くや姫」は日本の神話で絶世の美女と謳われている女神・木の花咲くや姫は天照大神(アマテラスオオ ミカミ)の孫・瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の物語。
桜花の如く艶麗な姫を等身大人形が演じました。言葉はなくとも、音と妖艶な人形の立ち振る舞いに魅せられる素晴らしい舞台でした。
東しのぶさんの「鬼会」は観客参加型で、鬼からの言葉を受け取る演目。
言葉で説明するのが難しいですが、今までに無い衝撃を受けました。説明するよりも実際に見て体験していただきたい舞台です。
とても素晴らしい舞台でした。
またこれからも主催のゆめひなさんを中心に「飯島町といえば一人劇」となるよう続いていくことを願います。
百鬼ゆめひなさん
WEBサイト:百鬼ゆめひな
Instagram:飯田実千香【百鬼ゆめひな】
劇団ムカシ玩具 舞香さん
WEBサイト:劇団ムカシ玩具 舞香official HP
Instagram:mukashiomocha_maika
東しのぶさん
Instagram:東しのぶ(@ichikoji3)
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