いいじまで働く

【いいっ子センター】一人ひとりに寄りそう支援 楽しく安心できる子育てを

2022.01.27
子育て支援センター
センター長/主任
北原千穂 さん、佐藤由美 さん

飯島町には子育て支援の拠点として「子育て支援センター(通称:いいっ子センター)」が設置されています。北原千穂センター長と主任の佐藤由美先生にいいっ子センターについてお話しを伺いました。

【いいっ子センターってどんなところ?】

まずは、佐藤先生にいいっ子センター(以下、センター)の特徴についてお伺いしました。

小学校に上がるまでのお子さんが対象になっていて、町内でも町外でもどなたでも利用できるところです。小さな赤ちゃんの来やすさもおりこみながら、大きい子たちも楽しく参加できるようなイベントも企画しています。お母さん同士の悩みごとを話せる場を作ったり、お母さんたちから『こんなことをして欲しい』という要望があればできる限り取り入れたりしています」

 「今現在(2022年1月)、スタッフは6人います。ひとりは助産師の資格を持った子育て支援のコーディネーターで、その他のスタッフはほとんどが保育士の資格を持っています。

移住者や初めて利用する方も来やすいように、お母さんたち向けのイベントも企画しています。中でも好評なのが毎月の誕生日会です。誕生月のお子さんたちの手形と写真をとり、手作りの色紙に貼って記念品としてプレゼントしています」

「完全託児でリフレッシュしていただける『ママヨガ』も人気があります。また、七夕の飾りやクリスマスリース、お正月飾りなど、『季節に合わせた制作物』にも力を入れていますよ。短時間で作品が完成できるよう準備をしているので、お子さん連れでも安心です。その他、利用者の声をきっかけに始まった『ベビーヨガ』も人気ですよ」

続いて、北原センター長にもいいっ子センターの特徴についてお伺いしました。

「ここは子どもの遊び場であり、育児についての相談や利用者同士の交流もできる場です。国籍や障がいの有無を問わず、ご家族のどなたでもご利用いただけます。実際に、おばあちゃんやお父さんと一緒に来られる方や外国籍の方も利用していますよ。また子育てに関する情報発信もしており、飯島町の子育て支援の拠点となるような場所です」

「初めての子育ての不安や、二人目の子育てのお力になって、少しでも子育てが楽しみになるような手助けができたらいいなと思っています。

お母さんたちの声を聞いたり、子どもと一緒にできる活動を通して、お母さん同士で悩みを言い合い支えあえるような場所になっているのではないでしょうか」

【いいっ子センターで働く佐藤由美先生のご紹介】

長年保育士として勤められた後、いいっ子センターで主任をされている佐藤先生。普段の仕事内容や、働くなかで大切にされていることを教えていただきました。

「 私たちの仕事内容は主にセンターでの行事の運営や、来られる方々と日々お話をしながら相談に乗ったり、お子さんが安全に過ごせるような環境を整えることです。

具体的には、朝は換気をしたり打ち合わせをしたりします。9時半から受け入れが始まり、12時頃になったら換気やおもちゃ、施設内の消毒、清掃をしたりします。16時にセンターを閉じ、そこからまたスタッフ全員で念入りに消毒、清掃をし一日の反省会をして、利用者数や相談内容などをスタッフ皆で共有し共通意識を持てるようにやっています。

常にお母さんたちの気持ちに寄り添えていられるように心がけています。お話しさせてもらって、少しでも来てよかったな、また来たいなと思ってもらえたら嬉しいです」

最後に、これから飯島町で子育てを検討中の方へ向けてメッセージをいただきました。

「最初の一歩はちょっとドキドキするかもしれないけれど、来てもらえたらお母さん同士の輪も広がるしつながりもすごくあります。イベントだけでもいいので来てもらって、どんな雰囲気か知ってもらえるのも嬉しいです。ぜひ気軽に来てくださいね」

【いいっ子支援センターで働くセンター長のご紹介】

センター長として現場を第一に考え、町の子育て支援の一翼を担う北原千穂センター長。普段の仕事内容や、お仕事に対する想いを教えていただきました。

「私はセンターの職員管理のほか、施設自体の管理や予算について行っています。センターはスタッフ職員皆さんが最前線で子育て支援を頑張ってくれています。そんな職員の皆さんが働きやすいように支援をするのが私の仕事です。

飯島町の強みは、お腹に赤ちゃんができた妊娠期から出産、その先の18歳まで途切れることなく行政のどこかが必ず関わっていくところだと思っています。

保健師さんや保育士さん、小学校にあがっても、子育ての身近に寄り添う力がすごくあるんです。一人になったり困ったりすることもあっても、行政が連携しながら必ず誰かしらが救ってくれる体制がとれているところが魅力だと思います。町は町、センターはセンター、それぞれができることを頑張って、一緒にかわいい子どもを守っていけたらと思います」

最後に、これから飯島町での子育てを検討中の方へ向けてメッセージをいただきました。

「自分もそうですが子育てって長いようですごく短い期間だと思います。いろいろな環境や事情、不安なこともあると思いますが、飯島町では楽しく子育てできる環境は整っていると思っています。

子育ては親御さんだけでなく地域や行政も入らないとうまくできないこともあります。そこのお助けができる自信があります。一人で抱え込まずに一緒に子育てしていきませんか? という気持ちでお待ちしています」

この記事を書いたライター
ライター

あさかおる

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