【株式会社ナンシン】働くお母さんたちにも“理想の働き方”という選択肢を

概要
今回は、「株式会社ナンシン」にお勤めの酒井龍二(さかいりゅうじ)さんへのインタビューです。保育園年長から高校生までの3人のお子さんをもつお父さんでもあります。従業員の管理業務に携わりながら、子育て世代の社員が働きやすい環境づくりを意識されている酒井さん。どのようなことを意識されているのでしょうか。また、父親目線ならではの子育てのお話もあわせてお伺いしました。
■現在、どのような働き方をされていますか?また、子育てとどのように両立されていますか?
弊社は幅広い分野で使われる小さな金属パイプを作ったり、医療関係の機器装置などを組み立てたり、様々な技術を活かしたものづくりをしている企業です。私は現在、労務・人事教育・庶務・営業の取りまとめなど、間接業務全般を主に行っています。駒ヶ根工場の部長も兼務しており、そちらではものづくりの収益の確認業務などをしています。今年で入社して14年です。
出勤は朝の6時。朝は子どもや家のことを妻に任せる代わりに、夜は家族で一緒に食事をしたり、子どもたちと過ごすために早く退社できるよう心がけています。というのも、以前は毎日のように帰宅時間が遅く、子どもたちと接する時間がなかなか取れなかったんです。今は、朝と夜のメリハリをしっかり作るように意識しています。
子どもの行事や習い事は仕事を休んだり、テレワークを利用しながら参加しています。テレワークについては、コロナ禍をきっかけに普及しましたね。全員というわけにはいきませんが、子育て世代の方も、自宅で仕事をしやすくなったと思います。

■子育てに優しい御社の特徴を教えてください。
弊社の特徴は“休みやすい”ことです。実は、組み立てや検査など細かな作業や気配りが必要な業務は女性の社員が多く、子育てと両立されている女性もとても多いのです。なので、お子さんの行事や急病で帰ることを想定して人員配置をしますし、そのような理由で休むことも見越して採用をしています。
入社のときに皆さんに必ずお話しすることは、「私たちはお客様あっての会社なので、チーム内でサポートをしたりご自身で帰りやすい環境を作りましょう」ということです。

チームでリカバリーをして、休む際はみんなにお願いをすることをしっかりと意識づけています。いつ休んでも帰ってもいい環境を会社全体で作っているので、有給が取りにくいということはいっさいないです。会社の雰囲気も非常に良いと思いますよ。私は部長ですが、「酒井部長」ではなく「酒井さん」と呼ばれます。世代が離れていても、肩書きを意識しないアットホームな雰囲気の職場ではないでしょうか。
■飯島町で働く魅力はどのようなところですか?
飯島町には製造業や建設業など、良い会社がたくさんありますし、働く環境は非常に整っていると思います。飯島町は山が近く、ほどよい田舎感を味わえますし、どこかへ出かけるにもそれほど不便はありません。私は伊那市から通っていますが、アクセス的にも問題なく、通いやすいです。

それから、子どもの急用で休むかもしれないから短時間勤務にして欲しい、という方もいますが、それはもったいない。社員に柔軟な考え方ができていれば、制度がなくても働きやすい環境は作れると感じています。
その人それぞれの理想的な働き方で働ける選択肢を増やしたいと思っているので、素直な気持ちを遠慮なく打ち明けていただきたいですね。ちなみに弊社は現在求人中です!ぜひ、飯島町にお越しの際は一度お越しいただきたいと思います。