今回は、子育てに優しい企業特集として株式会社南信精機製作所の製品検査課 矢澤さんと総務課 森山さんのお二人に子どもを育てながら仕事と家事をバランスよくどのようにこなしているのかお話を伺いました。 矢澤さんは保育園に通う娘さんを、森山さんは小学校と保育園に通う2人の娘さんを育てながら働いています。 

■子育てに優しい御社の特徴を教えてください

弊社には正社員と短時間正社員の2通りの働き方があります。短時間正社員は勤務時間が9時～16時なんです。育児休暇を終えて復帰したときに、好きな働き方を選べたので、私は短時間正社員の働き方を選びました。

保育園のお迎えに余裕を持って行けるためとても助かっています。 部署によってはフレックスタイム制度も導入されているので前日に残業で遅くなったときでも、翌日はゆっくり家を出られるため家事にもゆとりがもてます。

それから毎週水曜日には「ノー残業デー」があり、早く家へ帰れるので家族と関わる時間を増やせるのも弊社の特徴のひとつだと思います。

あとは、健康診断のための検診車が会社まで来てくれるので、仕事を休まず家庭の時間もつぶさずに健康診断を受けることができます。 仕事を休んでわざわざ病院へ行くのは大変なのでとても助かっています。（森山さん談）

■子育てと仕事を両立させるために工夫されていることはありますか？

私の勤務時間は8時～17時で、製品検査の仕事をしています。 勤めながら子育てをしていると、子どものことで会社を早退したり、休まなくてはならないことが出てきますが、仕事のスケジュールを自分で調整することができるので、事前に予定を前倒しするなど工夫しています。

ただ、納期が近かったり間に合わないタイミングで急に保育園から連絡がきて呼び出されたりするので、そのときは職場の仲間たちにフォローしてもらっています。

仲間たちも子育てをしながら働いていて、お互いの大変な部分は理解しているので、フォローしあって子育ても仕事も両立させています。 子育てと仕事の両立は、ほんとうに大変なので会社や職場の仲間が理解してくれていると心強いですね。（矢澤さん談）

■職場の雰囲気はどうですか？

子どもを育てる親にとても理解のある職場です。 私たちの会社は有給休暇も育児休業もとりやすく、男性の育児休業取得率は100％です。日本の企業における男性の育児休暇を取得する率は、まだまだ少ないですが弊社は積極的に取得するよう取り組んでいます。

男性も子育ての大変さは理解してくれていますし、男性も女性もフォローしあえるため職場復帰後も仕事のしやすい環境です。 （森山さん談）

それから弊社には食堂があるのですが、とても安くておいしいランチが食べられるんです。家では家族の食事を毎日作っているので、他の方に作っていただいた食事が食べられるのはとても嬉しいです。

それにでき立ての温かいランチが食べられるのはとても魅力的ですね。職場の仲間とのランチタイムも楽しいひとときです。（矢澤さん談）