【内堀醸造株式会社 アルプス工場】チームワークで仕事も子育てものびのびと
今回は子育てに優しい企業特集として、「内堀醸造株式会社 アルプス工場」の品質管理課、松井 結希(まついゆうき)さんにお話をお伺いしました。松井さんは2人のお子さんを育てながら、品質管理課の主任を務めていらっしゃいます。普段の子育てと仕事についてお聞きしました。
■ どのような働き方をされていますか
私が所属する品質管理課は、酒や酢の品質が安定しているか、またそれらに異常がなくお客様にお届けできるかを確認する仕事をしています。 5歳の息子と2歳の娘の子育て中で、現在は時間短縮勤務です。
弊社では、小学校に上がる前までの子どもをもつ従業員に時間短縮勤務が認められているので、通常は午前8時から午後5時までなのですが、今は午前9時から午後4時までの勤務をさせていただいています。
2時間の短縮をさせていただいているおかげで、保育園へ早めにお迎えに行けたり、子どもたちと過ごす時間や自分の時間が取れて助かっています。夫も同じ会社に勤務していることもあり、お互いに理解し合える点も心強いです。また、近くに住む両家の家族にも協力してもらいながら、子育てと仕事のバランスをとっています。
■ 子育て世代に優しい御社の特徴や制度などを教えてください。
弊社の特徴は、「ユースエール認定」を6年前から取得していることです。これは若い世代の採用や育成を積極的に行い、雇用管理の状況に優れた中小企業に認められる制度です。実際に弊社では若い方や女性が多く、それぞれの現場で活躍されています。時短勤務ができたり、産休や育休制度なども充実しているので、この先子育てをする若い世代の方にも無理なく働きやすい環境が整っていると思います。
また、各課において3人くらいのチームになり、その中でスキル共有をするという体制があります。業務の負荷をみんなで分担することによって、平均的な時間に帰宅できるようになっているんです。
私のまわりは同世代の方が多いので、お互いに家庭のことも仕事のことも理解しやすいですし、休みを取りやすい職場環境だと思っています。家庭の事情や、子供の体調不良で休まざるを得ない時には、他のメンバーのフォローのおかげで業務の標準化がはかれるので助かります。
■ 飯島町で働く魅力についてお聞かせください。
都会に比べたら、大きな商業施設はないので不便だと思われがちかもしれません。ですが、飯島町には山や川があって都会にはない自然にあふれているので、とても住みやすく子育てもしやすいと思っています。 私自身も自然豊かな環境の中で、のびのびと働いていると感じています。
素材にこだわる弊社がこの地に工場を創立した理由は、おいしい水ときれいな空気、そして素晴らしい景色に恵まれていたからです。
私が働いているこの工場は、一歩外に出れば木々に囲まれていたり、目線をあげれば山で季節を感じたり、雨上がりには虹が見えたり、まさに自然にあふれたところです。煮つまることなくリフレッシュできる環境が飯島町で働く魅力のひとつだと思います。